1997-03-22 ArtNo.9848
◆<印度>多国籍企業の空港プロジェクト支配権益承認
【ニューデリー】インド政府は外国企業が空港建設プロジェクトの支配権益を握ることを認める考えだが、この種のプロジェクトを進める民間企業にはBOT(Build Own Transfer)方式の採用が求められ、BOO(Build Own Operate)方式は許されない。
民間航空省幹部によるとC.M.イブラヒム民間航空相は外国企業がプロジェクトの支配権益を握ることに反対せず、むしろ建設資金の主要部分を外国企業が負担することを歓迎している。しかし外国企業に認める出資率の上限はまだ決まっていない。
政府がBOO方式を認めないなら、バンガロールのTaTa-Raytheon空港プロジェクトは障碍に直面しそうだ。民間航空省は当初から民間企業が空港を所有することを認めないと表明してきたが、同プロジェクトはBOO方式の採用を決めたと言う。(ET:3/21)
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