1997-03-22 ArtNo.9842
◆<星>ウッドランズを北の玄関/地域センターに
【シンガポール】シンガポール政府はウッドランズを北の玄関/地域ビジネス・センターとして開発する計画で、向こう5年間に工業用地は現在の2倍に拡大され、新たに2万4000戸の住宅が建設される。
都市再開発局(URA)が20日発表した開発ガイド・プラン(DGP)によれば、34haの土地が地域センターとして開発され、ビジネス/店舗/娯楽施設が設けられる。同センターには最終的に150万平米の商業用粗床面積が創出されるが、これはタンピニース地域センター(24万平米)の6倍以上に当たる。不動産業界筋によれば、同床面積の半分、したがって約75万平米がオフィス、35%が飲食店、15%がホテルになる見通しだ。地域センターは段階的に開発され、ウッドランズ地下鉄駅に隣接した7階建て商業/娯楽コンプレックスのコーズウェイ・ポイントの建設が目下進められている。
地域センターに隣接した工業用地は主に軽工業用途に当てられる。これらには既存のウッドランズ・インダストリアル・パークE内の44haの空き地、アタップ・バリー・ロードに面した64haが含まれる。
ウッドランズは最終的に人口25万人を擁するニュータウンになる予定で、ウッドランズ・エステートの土地付き住宅300戸、低密度住宅250戸、ガンバス・アベニュー/ウッドランズ・アベニュー7交差点のエグゼクティブ・コンドミニアム1300戸、ウッドランズ・アベニュー4/5/6の高密度住宅1万3500戸、ウッドランズ・アベニュー6/7の高密度住宅8100戸等の建設が予定されている。
ブキティマ・エクスプレスウェイとウッドランズ・チェック・ポイントを結ぶリンクは1998/99年に完成する。(BT,ST,LZ:3/21)
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