1997-03-22 ArtNo.9839
◆<星>TDB、貿易拡大手段としてフランチャイズ奨励
【シンガポール】貿易開発局(TDB)は“フランチャイズ・アチーブメント・アワード”を設け、フランチャイズ方式の採用を奨励する計画だ。
TDBライフスタイル・ビジネス担当のタム・ホックチー部長が20日明らかにしたところによれば、公共民間部門の代表から成る国際貿易委員会(COIT)は、リージョナル・フランチャイジングはシンガポールが採用し得る1つの貿易方式と報告している。これを受けてTDBは9月に開催が予定される“グローバル・フランチャイズ97”に過去最大のシンガポール・パビリオンを設け、地元企業25社のフランチャイズ・システムのプロモーションを支援する。
この他、TDBはシンガポール・フランチャイズ協会と協力して、ワールド・フランチャイズ・カウンシルの第4回会議をシンガポールで開催する。同会議が欧州以外で開かれるのは初めてのことで、アジアのフランチャイズ・センターとしてのシンガポールの名声を高めることにつながる。
TDBがアーサー・アンデルセンと共同で調査したところでは、国内にはフランチャイズ企業210社が存在し、これらの企業の内外のフランチャイズ・チェーンは1990-95年の間に年率15%以上の成長を遂げた。(ST,BT,LZ:3/21)
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