1997-03-21 ArtNo.9837
◆<比>クラーク新空港建設の延期は合意済み:DOTC
【マニラ】運輸通信局(DOTC)スポークスマンは19日、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)第3ターミナル事業の採算性を確保するため、クラーク国際空港の建設を遅らせることで、基地転換開発局(BCDA)とは合意済みであると発表した。
これに先だってクラーク・デベロプメント・コープ(CDC)とクラーク・インターナショナル・エアポート・コープ(CIAC)のロメオ・デービッド社長はDOTCが、クラーク国際空港プロジェクトを妨害していると糾弾、これに対してNAIA第3ターミナルの建設を請け負ったフィリピン・インターナショナル・エア・ターミナルCoインクは、DOTCに対して早急に問題を明確にするよう要求していた。
Primitivo Cal運輸通信省次官が19日語ったところによれば、DOTCとBCDAは昨年10月1日の会議で上記の合意に達したが、同席にはCDC代表もCIAC代表も出席していなかったと言う。 総額12億米ドルのNAIA第3ターミナルの建設には伊藤忠商事等も加わっている。(BW:3/20)
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