1995-03-24 ArtNo.983
◆<馬>工具/型工業への外資出資率上限を60%に引き上げ
【クアラルンプル】支援産業領域における外資誘致を加速し、同部門の成長を促すため、工具/型工業プロジェクトの外資出資率上限が60%に引き上げられた。
ラフィダ通産相が22日に催されたASEANプランズ95展示会の開幕式後語ったところによれば、今月17日より工具/型関連の製造業ライセンス、パイオニア・ステータス、投資税額補助の認可に際して外国人持ち株比率に柔軟な配慮が加えられるようになった。またこの種のプロジェクトには輸出割り当ても設けられず、製品は全ての主要顧客、公認製造倉庫、自由貿易地区(FTZ)企業に納入できる。しかし製品の80%以上を輸出する際にはこれまで通り100%の外資出資率が認められる。同措置の有効期限は5年で、満期時に再度検討が加えられる。工具/型製品輸入は88年1億7180万Mドル、93年6億5510万Mドル、94年は年初11カ月だけで7億2570万Mドルと急速に拡大している。また国内工具/型工業の45%は電気/電子業に、25%はプラスチック業にその製品/サービスを提供している。(NST,MBT,ST:3/23)
|