1995-03-24 ArtNo.982
◆<星>新ショッピング・スポット入居率70-95%に
【シンガポール】今年は20万平米の小売りスペースが新規供給されることから、テナント確保の困難が予想されていたが、今年オープンが予定される主要なショッピング・センターは既に70~95%のテナント入居率を実現している。
今年後半にオープンする主要なショッピング・スポットにはサンテク・シティー第1、2期工事(70%以上)、ブギス・ジャンクション(70%以上)、ジュロン・ポイント(95%)、タンピニース・モール(70%以上)、センチュリー・スクウェアー(90%)、マーチャント・プラザ、Chijmesが上げられる。アナリストは困難な時期だけにこうした入居率は立派な成績と評するとともに、好成績の理由として立地条件の良さ、強力なセールスポイント、地下鉄駅へのアクセスを指摘する。これらの大部分は住宅地区に位置し、最近のリージョナル・ショッピング・センター・ブームに符合している。しかし来年には更に20万平米のスペースが追加供給されることから、来年オープンを予定するショッピング・センターは更に熾烈な競争に直面するものと見られている。(BT:3/23)
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