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1997-03-20　ArtNo.9819

【ジャカルタ】インドネシアの国産車ティモル・セダン(1500CC)の販売台数は1月の3259台から2月には962台に激減した。
韓国のキア・モーターとスハルトイ大統領の末子トミー・スハルト氏の合弁になるＰＴティモル・プトラ・ナシオナル(TPN)スポークスマンは、2月の不振は業界全体を通じたもので、ＴＰＮの今年の販売目標4万台は達成できるとしている。しかし2月のインドネシアの自動車総販売台数は2万4281台と、前月の3万1522台を22％下回ったに過ぎない。
某アナリストはＴＰＮの売上不振はディストリビューション面におけるＰＴアストラ・インターナショナルの支援を欠いたことし、最終的にＴＰＮがアストラに吸収される可能性を示唆した。アストラ新会長に就任したスハルト大統領の信任も厚いモハマド・ボブ・ハッサン氏はトミー・スハルト氏とも深いビジネス関係を有する。(BT:3/19)

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