1997-03-20 ArtNo.9813
◆<星>都市再開発局、6地区の開発ガイド・プラン発表
【シンガポール】都市再開発局(URA)は18日、1)リムチュカン、2)トゥンガ、3)ノース・イースタン・アイランズ、4)ウェスタン・アイランズ、5)セントラル・ウォーター・キャッチメント、6)ウェスタン・ウォーター・キャッチメントの開発ガイドプラン(DGP)を発表した。
これにより全国55のプラニング・エリアの内50エリアのDGPが出揃い、残りの5エリアのDGPも今年後半には公表される見通しだ。今回発表された6地区のDGPは、当初の開発プランと大差がないが、アナリストは、そのことが最後に発表された理由と見ている。
6地区の中で最も目立った開発が計画せれているのはサクラ島、アイル・ムルリマウ島、スラヤ島、アイル・チャワン島、プセ島、プセ・クチル島から成るウェスタン・アイランズ地区で、3分の2の土地が工業用途に充当され、2010年までには2060haの埋め立て地が造成される。
リムチュカン地区では40%の土地が農業用途とされ、向こう数年間に10haのアグリ・バイオ・パークが開発される。残りの土地は公園、庭園、テレコム施設、スポーツ施設等に当てられる。
ウェスタン・ウォーター・キャッチメント地区ではスグイ・トゥガ・アグロテクノロジー・パーク内にオーキッド農園、水耕法農園、観賞魚養殖場等が設けられている。
トゥガ地区の大部分は将来の開発のための保留地に指定されている。またノース・イースタン・アイランズ地区とセントラル・ウォーター・キャッチメント地区のオープンスペース、貯水池の現在の用途は維持される。(ST,BT:3/19)
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