1995-03-24 ArtNo.981
◆<星>昨年の工業用地需要227ha、前年比倍増
【シンガポール】昨年新規テナント契約が交わされた工業用地は227haと一昨年の101haから2倍以上に拡大した。
ジュロン・タウン公社(JTC)が22日発表した94年度報告書によれば、昨年の需要の半ば以上が石油化学部門からのもので、ペトロケミカル・コープ・オブ・シンガポール及びスラヤ・ケミカルがそれぞれ、アイル・ムルバウ島とスラヤ島における大規模プロジェクトに着手している。JTCは昨年236haの工業用地を準備、これにより同社の工業用地ストックは4017haに達した。 新規供給された建て売り工場スペースは12万1890平米で、内65%が標準型工場、35%がフラット工場だった。目下建設中の建て売り工場は35万898平米で、内87%が標準型となっている。これまでは工場の完成を待って初めて割り当てが行われたが、新スキームの下に、目下向こう3~9カ月間に完工する標準型工場(トゥアス/ロヤン/ウッドランズ)の入居が受け付けられており、これらは完工4カ月前に割り当てられる。申請の締め切りは4月15日。需要は標準型工場が最も高く、昨年新規割り当てられたスペースは17万3000平米に達した。内40%が機械/金属加工関連の企業にリースされている。また新たに割り当てられたフラット式工場は15万9000平米で、主に電子/プラスチック/機械関連企業にリースされた。(ST,BT,LZ:3/23)
|
|