1997-03-19 ArtNo.9804
◆<印尼>トーメン、カリムン島に合弁で貯油ターミナル計画
【カリムン】トーメンはインドネシアのサリム・グループ及びシンガポールのスンバワン・コープと25:37.5:37.5の出資率で1億~2億Sドルを投じ、インドネシア領カリムン島のカリムン・マリーン&インダストリアル・コンプレックス(KMIC)に450万~600万バレルの収容能力を擁するオイル・ターミナルを建設する計画だ。
スハルト大統領とシンガポールのゴー・チョクトン首相の臨席の下にKMICは17日開所式を催した。シンガポールのスンバワン・コープ及びジュロン・タウン公社(JTC)が、サリム・グループと合弁で3億Sドルを投じて開発した495haのKMICには既にスンバワン・コープの造船施設が設けられており、貯油施設はその隣の40haの土地に設けられる予定だ。トーメンはこの日、パートナー2社とオイル・ターミナル建設に関わる覚書に調印した。この他韓国企業も造船所の建設を計画していると言う。(ST,BT,LZ:3/18)
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