1997-03-17 ArtNo.9775
◆<印尼>カリムン造船所、向こう数年シンガポールへの影響軽微
【シンガポール】スンバワン・コーポレーションがインドネシア領カリムン島に設けた造船所の向こう数年の年商は2000万~3000万Sドルと、シンガポールの造船所の10分の1に過ぎず、後者に対する影響は当面軽微にとどまりそうだ。
スンバワン社幹部によると、しかし2億Sドルの第2期工事が着手され、3埠頭、2浮きドック(10万dwt/15万dwt)が追加されれば、かなり大きな影響を受けることになる。
スンバワンとサリム・グループの65:35の合弁会社PTカリムン・スンバワン・シップヤードの船舶修理料はシンガポールを15-20%下回るものの、マージンは依然大きい。これは労働コストが5分の1に過ぎないため。
第1期工事では9000万Sドルが投じられ、1999年の完成を目処に155haの土地が開発される。第2期工事では別に265haの土地が開発されることになる。(BT,ST:3/15)
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