1997-03-15 ArtNo.9754
◆<星>一昨年の海外直接投資S$460億、21%増加
【シンガポール】シンガポールの海外直接投資は1995年末時点で462億4000万Sドルと、前年比20.5%の伸びを見た。しかし同伸び率は1994年の32%から鈍化している。
統計局が13日発表したところによれば、海外直接投資の国民総生産(GNP)に対する比率は94年の35.5%から38.1%に拡大した。国別に見るとマレーシア、香港、インドネシア、英国、中国、オランダ、米国、ニュージーランド、オーストラリア、タイの順で、アジアが全体の59%、欧州が12%、北米が5.8%を占めている。また新興市場のベトナム、インド、カンボジア、ミャンマーへの投資は149%の急増を見た。
業種別で見ると金融業が全体の50%、製造業が25%、商業が9.8%、不動産業が7.3%となっている。(ST,BT,LZ:3/14)
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