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1997-03-15 ArtNo.9749
◆＜星＞ＮＴＴ／英国テレコム、第２基本電気通信免許獲得目指す
【シンガポール】日本電信電話(NTT)及びブリティッシュ・テレコム(BT)は、公益事業局(PUB)から独立した電力／ガス会社シンガポール・パワー(SP)及び政府系コングロマリット、シンガポール・テクノロジーズ(ST)子会社のＳＴテレメディアとコンソーシアムを組織、シンガポールの第2基本電気通信免許入札に参加する。
関係4社は12日覚書を交換、13日には共同発表を行った。ＳＴテレメディアのリー・テンキアット社長は、「時価総額からすれば、ＮＴＴは世界最大のテレコム会社であり、ＢＴはＭＣＩ買収が成功すれば世界第2のテレコム会社になる。こうした点から見ても重量級のチームと言え、シンガポールの電気通信需要に応じ、また市場の成熟に貢献できる」と自信を表明した。ＳＰスポークスマンはシンガポール側が支配権益を握ると語ったが、各社の出資率は明らかにされなかった。
アナリストはＳＰ社が保持する全島をカバーするインフラ施設と外国パートナーの技術力を考えれば、同チームのライセンス獲得はほぼ間違いないと評している。第2基本電気通信免許は最大2件発行され、入札の締め切りは5月31日、第1次選考の結果は今年9月1日に発表される。一次選考を通過した者は、更に5ヶ月を費やして最終選考に備えることになる。(ST,BT,LZ:3/14)
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