SEAnews 1997-03-12 ArtNo.9717

【バンコク】セントラル・リテール・コーポレーション(CRC)は2年内のタイ証取上場を目指し、ディストリビューション・センターと情報技術(IT)の開発に15億バーツを投資する。
これ以前にはレインボー・グローバル・ホールディングの社名を用いていたＣＲＣには、主要な百貨店グループのセントラルとロビンソンが出資しており、前者の出資率は40％、後者の出資率はそれを下回るものと見られる。
Suthichart Chirathivat社長兼ＣＥＯによると、ＩＴプロジェクトだけで少なくとも5億バーツが投じられ、パイロット計画は来年6月前後に完成する。ＣＲＣは倉庫、人事、金融、データ・ウェアハウス、スペース・マネージメント、労務、ポイント・オブ・セール関連のＩＴシステムを構築するため、ＩＢＭ、メトロ、オラクル、ＪＤＡ、Loxbit、Samart、ニックスドルフと提携するとともに、英国企業Ｅｘｃｅｌと、ディストリビューション・センター／ＩＴシステムの立案／構築に関わる2年契約を結んでいる。
またバンブアトン・ロードに面した6万平米の土地には10億バーツ以上を投じて非食品流通センターが設けられる。(BD:3/11)