1997-03-12 ArtNo.9707
◆<星>IBM、当地企業のネットワーク技術掌握を支援
【シンガポール】IBMはシンガポール企業の一員として当地企業のネットワーク・コンピューター技術の掌握を支援する。
国家コンピューター局(NCB)が10日主催したネットワーク社会の競争と題するセミナーでIBMのLouis Gerstner Jr会長兼CEOが講演したところによると、世界のインターネット・ユーザーは現在の4000万人から遠からず1億人に達する。イントラネットとエレクトロニクス・コマースは今後著しい成長を見、2000年にはコンピューター・ネットワーク投資の70%がイントラネット関連投資で占められるものと見られる。エレクトロニクス・コマースに関してはなお模索段階だが、5年内に取引総額は3兆米ドルに達する見通しだ。
こうした急速な技術的進歩の中では、企業文化の改革が技術導入以上に難しく、企業は、経営観念そのものに改革を加える必要が有る。チャレンジは技術そのものではなく、組織が如何に新技術を受け入れ、運用するかにかかている。そして変化はウェブマスターやスプレッドシート・スペシャリスト・レベルではなく、CEOオフィスから生じねばならないと言う。(BT,LZ:3/11)
|