1995-01-11 ArtNo.97
◆<馬>米国特恵関税の最大受益国に
【ワシントン】マレーシアが昨年初10カ月に特恵関税(GSP)制度下に行った対米輸出は40億8000万Mドルと、一昨年通年の29億米ドルから40%拡大、米国GSP制度の最大の受益者となった。
米国政府官員がブルナマ通信に語ったところによれば、93年にGSP下に54億米ドルの対米輸出を行ったメキシコは北米自由貿易地域(NAFTA)の一員となり、同制度の適用から除外された。 国際貿易コンサルタント、CMインターナショナル幹部によれば、共和党が40年来初めて下院の多数議席を占めたことから、昨年9月末に期限切れとなった後、今年7月末まで暫定的に延長されたGSP制度が、存続する見通しが増している。これは共和党が基本的に自由貿易、選択的貿易補助政策を支持しているためで、民主党内の保護主義者の影響力は大幅に下降したと言う。(NST,ST,LZ:1/10)
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