1997-03-10 ArtNo.9689
◆<比>メトロ、フォート・ボニファシオの3分の1売却
【マニラ】マニラ中心部に位置する214haの元軍事基地フォート・ボニファシオの開発を引き受けたフォート・ボニファシオ・デベロプメント・コープ(FBDC)は7日、全体の3分の1弱に当たる64haの土地をPagbabago Development Corpと称するバイヤーに202億8000万ペソ(US$7.7億)で売却することで合意したと発表した。
インドネシアのサリム・グループ傘下のメトロ・パシフィック・コープ(MPC)に率いられるコンソーシアムは2年前に同地を平米当たり3万3283ペソで落札したが、今回の売却価格は平米当たり4万2250ペソ。
FBDCは今週中にセンチュリー・プロパティーズ・インクやフィリピン・ベテラン・バンク等から成るコンソーシアムのPagbabago Development Corpと正式契約に調印する予定だ。メトロ・パシフィックの株価は先週記録的な上昇を見、金曜には8.50ペソで引けた。(MT:3/8)
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