1997-03-07 ArtNo.9650
◆<馬>ウエハー・テック、外資に35%のシェア・オファー
【クアラルンプル】ウエハー・テクノロジー(M)Sdn Bhd(WTM)はクダ州クリム・ハイテク・パークにおける30億Mドルのウエハー製造事業の最大35%の権益を技術を提供する外国企業にオファーする。
WTMのサレー・ガザリ会長が5日催されたクリム・テクノロジー・パーク・コーポレーションSdn BHdとの9.2haの工場用地リース契約調印式後語ったところによると、現在同社にはバンク・インダストリ・マレーシアBhd(BIM)が50%、政府投資会社カザナ・ナシオナルBhdが40%、BIウォールデン・ベンチャーズ・クドゥアSdn Bhdが10%出資しているが、内外の民間企業の参加を得た後BIMとウォールデンの持ち株は合計10%に、カザナのそれは25%に縮小する。残りの65%の内30%は地元企業に、20%は恐らく米国企業VLSIテクノロジー・インクに、各5%が他の外国企業3社に配分される。目下外国企業との交渉が進められており、内1社は日本企業と言う。
工場建設は来年初にスタート、2000年の稼働を目指す。新工場には7400平米のクリーン・ルームが備えられ、当初6ヶ月間は月間5000ピース、その後月間3万ピースが製造される。工場用地を更に17ha拡張するオプションも認められている。同社は目下40人のエンジニア・チームのリクルートを進めており、全員がマレーシア人になる可能性もあると言う。(STAR,NST,MBT,STAR:3/6)
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