1997-03-04 ArtNo.9612
◆<比>ケムフィールドの民営化は談合で:大統領委員会
【マニラ】清廉な政府に関する大統領委員会(PCGG)は、去る1月に実施されたChemfields,Inc.政府持ち分の420万株の入札方式による売却が失敗したことから、再入札を募集するよりも談合方式により売却することを希望している。
PCGGスポークスマンによると、仮に談合方式が採用されるなら、関心を有するパーティーは誰でもその意思を表明できる。しかし特殊領域の企業のため、地元バイヤーは同談合に加わる立場にない。1月24日の入札はバイヤーが応札することを拒んだことから失敗したが、少なくとも欧州企業2社が関心を表明している。
また10%のシェアは1株42.86ペソで小投資家向けに公開される。PCGGは民営化委員会(COP)が談合方式の採用を認めるよう希望していると言う。(BW:3/3)
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