1997-03-04 ArtNo.9610
◆<泰>PTTに東北部ガス・パイプラインのルート調査指示
【バンコク】コーン・ダバランシ副首相兼工業相はタイ石油公団(PTT)に東北地区へガスを輸送するパイプラインのルート調査を指示した。
コーン副首相によると、サラブリ省カエンコイとコンカエン省を結ぶルート、ラヨン省マプタプットとナコーンラチャシマ省パラチンブリもしくはコンカエン省を結ぶルートの2ルートが検討されている。PTTはパイプラインと同時に光りファイバー・ケーブルを敷設することにより、コストを軽減できる。
同事業は民間との合弁方式により進められる予定で、既にユノカルが関心を表明している。東北地区の天然ガス需要はまだ低いが、開発の進展ぶりから見て、需要は急速に拡大する見通しだ。
一方、PTTのパラ・スカウェシュ総裁によると、調査は間もなく完了し、マプタプットからのルートになる可能性が大きいと言う。(BD:3/3)
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