1997-03-03 ArtNo.9589
◆<星>蘇州工業区、ハイテク事業の資本財輸入税を免除
【シンガポール】チャイナ・シンガポール・スーチョー(蘇州)インダストリアル・パーク・デベロプメントCo(CSSD)の中国側パートナーは蘇州工業団地におけるハイテク・プロジェクトに資本財輸入税免除の優遇措置を適応する計画だ。
蘇州工業団地管理委員会(SIPAC)の謝家賓書記が金曜(2/28)当地で語ったところによると、同方針はシンガポールのリー・シエンロン副首相が昨年10月蘇州工業団地にハイテク産業を育てる必要を指摘したのに応じたもので、李嵐清副首相は、中国当局によりハイテク・プロジェクトの認定を受けた後、この種の優遇を適応するよう提案した。関係優遇措置は今年上半期中に実施される。
中国政府はまた蘇州工業団地に対する資本財輸入税免除枠を昨年の年間3億米ドルから今年は5億米ドルに67%引き上げた。
一方、税の払戻優待措置の還付率を20%から徐々に引き下げ2000年には廃止する中国の方針に触れ、謝氏は「2000年に実際に廃止されるか否かは、その時の状況次第」と語った。それによると、例えば3000万米ドル以下の投資プロジェクトに対する免税優待は昨年末に停止されるはずだったが、今年6月まで延長された。3000万米ドル以上の投資プロジェクトに対する免税優待の期限も97年から98年に延期されていると言う。(LZ,ST,BT:3/1)
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