【ゼネラル・サントス】イタリヤ企業Societa' Italiana del Furfuolo(SIF)は、地元企業FCヤップ・コンソリデーテッド・リソーシズ・インク(FYCRI)と合弁で、サウス・コタバト市スララに6億1100万ペソを投じフルフラールを製造する。
SIFスポークスマンによると、フルフラールは家畜用薬品やポリビニール樹脂の原料となり、また木製繊維や潤滑油の精製過程で用られる。フルフラールの製造工程では大量の籾殻を燃焼させるが、その際生じるエネルギーは発電に利用され、工場内の需要を上回る電力はサウス・コタバト電力会社に供給される。フィリピンにこの種の工場が設けられるのは初めてだが、SFIは他の米作地帯にも設けることを検討していると言う。(BW:2/28)