1997-02-28 ArtNo.9555
◆ハチソン、<星>ページング市場の10%シェア目指す
【シンガポール】シンガポールのイントラコと香港のハチソン・テレコミュニケーションズの合弁会社ハチソン・ページングは向こう3年間にシンガポール・ページング市場の10%以上のシェアを獲得することを目指している。
ラッフェル・ゴー重役(CEO)によれば、2000年までに20万人の契約者の獲得を見込んでいる。シンガポールのユーザーはそれまでに150万人に達する見通しのため、市場シェアは13%となる。
今年4月1日には、新たに3社が既存のシングテル・ページングに挑戦する。ハチソン・ページング以外の2社は、シンガポール・テクノロジーズ子会社のSTメッセージングと、シンガポール・プレス・ホールディングズ/ケッペル・グループ/ケーブル&ワイヤレス/ホンコン・テレコムの合弁会社モービルワン。
ゴー氏は、価格戦争が生じるか否かに関して「そうしたことが生じないことを望む。価格競争よりもサービスの質が問われるだろう」と語った。同社はハチソン・セクレタリー、FAXメッセージ等の新サービスを導入する計画で、通常のニューメリック・サービスの価格はシングテルの月額15Sドルに近いものになる見通しで、アルファーニューメリック・サービスはその2倍、バーチャル・セクレタリー・サービスは4倍前後を予定している。ネットワーク構築には1000万Sドルが投じられたが、2年で回収できる見通しと言う。(ST,BT,LZ:2/27)
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