1997-02-27 ArtNo.9546
◆<馬>APMCのM$8.5億キルン建設計画に認可
【クアラルンプル】パン・マレーシア・センメント・ワークスBhd傘下(50%出資)のアソーシエーテッド・パン・マレーシア・セメントBhd(APMC)は25日、日産7500トン、年産225万トンのクリンカー製造能力を有するキルンの建設がマレーシア工業開発局(MIDA)により認可されたと発表した。
新キルンのコストは8億5000万Mドルと見積もられる。これにより同社のクリンカー製造能力は年間685万トン、セメント製造能力は同850万トンに拡大する。
マレーシア最大のセメント・メーカーAPMCは、ペラ州カンタンとスラゴール州ラワンに工場を設けている。カンタン工場は目下、年産クリンカー180万トンのキルン1基と年産140万トンのセメント・プラント2基の建設を含む拡張計画を進めており、今年第3四半期の完成を予定している。これにより同社の年間クリンカー製造能力は現在の280万トンから460万トンに、セメント製造能力は330万トンから610万トンに、それぞれ拡大する。
傘下のAPMCリソーシズSdn Bhdとエティカ・スティアSdn Bhdの51:49の合弁会社サザン・セメント・インダストリーズSdn Bhdはジョホール州パシル・グダンに今年第2四半期の完成を目処に年産75万トンのセメント・グラインディング施設を建設している。(MBT,NST,STAR,BT:2/26)
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