1997-02-27 ArtNo.9544
◆<星>勤労者の4人に1人が月収S$3000以上に
【シンガポール】シンガポールの勤労者に占める月収3000Sドル以上の者の比率は5年前には8%に過ぎなかったが、1995年にはほぼ25%に達した。
統計局の発表によると、この他、教育水準、職種、年齢に関わりなく、男女の所得水準が拡大していることが明らかになった。1990-95年の間に男性の月収は年率13.1%の成長を見たのに対し、女性のそれは8.3%にとどまった。3000Sドル以上の月収を得ている男性の比率は同期間に10.5%から28.6%にアップしたのに対し、女性の場合は5%から13.7%に拡大したに過ぎない。また月収500Sドル未満の男性は7.9%から4.4%に減少したが、女性の場合には15.5%から16.8%にかえって増えている。また女性の平均月収は90年には男性の73%だったが、95年には59%に縮小した。
報告書は女性の教育水準の向上に関わらず、こうした傾向は将来も続きそうだとしている。(BT:2/26)
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