1997-02-26 ArtNo.9529
◆<馬>NTT、来月MSCにおける業務開始
【スルンバン】日本電信電話(NTT)の研究開発(R&D)施設とマルチメディア・ユニバーシティーが来月にもマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)における業務を開始、これによりMSC事業が離陸することになる。
マハティール首相は、24日催されたサムソン・エレクトロニクス・スルンバン・コンプレックスの開所式の席上以上の消息を語った。それによるとマルチメディア大学は新行政センター、プトラジャヤに隣接したサイバージャヤに設けられる。マルチメディア・デベロプメント・コーポレーション(MDC)は近く両組織にMSCにおける事業を許可する見通しだ。
MDCは既に外国企業や国内の合弁企業400社以上から問い合わせを受けている。情報技術(IT)関連企業のみがMSCへの進出を認められ、地元企業のMSC進出関しては、政府は上限を定めず、外資との合弁にも条件を設けない。MSC事業が全国規模に拡張される段階で、地元企業に参画の機会を提供する措置が講じられるが、現時点では地元企業は外国企業と競争せねばならない。外国企業に何らかの制限を加えれば、マレーシアは最良の技術を手に入れる機会を失うと言う。(NST,STAR,ST,BT,LZ:2/25)
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