1997-02-25 ArtNo.9518
◆<馬>テレコム、MSCインフラにM$50億投資
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)は2005年までにマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)の電気通信インフラ構築に50億Mドルを投資する。
TMBのMSC/メガ・プロジェクト担当モハド・タイブ・ハッサン重役(GM)によると、MSCの基礎インフラは光ファーバー電気通信幹線網と顧客のアクセス網から成り、マルチメディア関連ビジネスに適した転送速度毎秒10GB(ギガビット)の広帯域ネットワークが構築される。新行政センタープトラジャヤにおける第1期工事は来年の6月乃至7月に完成、総理府が同年9月に同地に移転するまでに、十分試運転を行うことができる。
その後はサイバージャヤにおける工事が手がけられ、電力/水供給等の他の公益サービス施設とともに1999年初に完成する。
MSC電気通信網は昨年から着手されているTMBのコーポレーション・インフォメーション・スーパーハイウェイ(COINS)事業の一環で、既に毎秒2.5GBの幹線網がペナンからジョホール・バルまで敷設されている。MSCにおけるのと同水準のサービスはその後全国に拡大される。こうした全国通信網のアップグレードには30億~40億Mドルが投じられ、MSCは国内電気通信事業開発の触媒となる。TMBは1991年以来、新規開発地域には光ファイバー・ケーブルを敷設しており、今日その総延長は1万4500キロに達すると言う。(MBT,STAR,BT:2/24)
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