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1997-02-24 ArtNo.9501
◆＜馬＞政府、新措置導入し銀行界に合併督励
【クアラルンプル】マレーシア政府は新たな措置を導入し、30行ほど存在する国内銀行の合併を督励する方針だ。
アンワル副首相兼蔵相は21日外国ファンド・マネージャー及び大手企業幹部との密室会議に出席後、マスコミに以上の消息を語った。同相はアメとムチ双方の方策が講じられると語ったが具体的な内容には触れなかった。
アナリストらは一級銀行ステータスを認められていない銀行に対する締め付けが強化される可能性が高く、目立った新規奨励措置が導入される可能性は小さいと見ている。一級銀行にはフルバンキング・サービスと支店網の拡張が認められる一方、1998年までに株主資本を最低10億Ｍドルに拡大することが義務づけられている。非一級銀行に対する可能な締め付け措置としては、インターバンク市場へのアクセスの制限、自己資本比率の引き上げ、支店網拡張に対する一層の規制が考えられると言う。この日はホンリョン・グループのクエック・レンチャン会長がアンワル副首相と会談したことから、ホンリョン・バンクの合併問題が討議されたのではないかと憶測された。(ST,BT,LZ:2/22)
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