1997-02-20 ArtNo.9459
◆<馬>農園会社ハプセン、M$10億投じ精油事業等拡張
【クアラルンプル】油椰子農園会社ハップセン・コンソリデーテッドBhd(前社名イースト・アジアティック)は向こう5年間に10億Mドルを投じ、上流下流部門ビジネスを拡張する。
ジョン・マドセン重役(CEO)がデンマーク・ビジネス・カウンシル主催の午餐会で語ったところによると、拡張計画にはサバ州における4万haの農園買収(M$5億)、サンダカンにおけるパーム油精油所の建設、ハプセン商標の食用油パックの製造が含まれる。
新規投資により同社の税引き前利益は95年の8500万Mドルから8年後の3億Mドルに拡大する見通しだ。手元資金に不足はないが、必要ならマラッカ海峡沿岸及びスパンの合計800haの土地を売却でき、これらの土地の市価は約2億Mドルと見込まれる。
同社はアジアティック・デベロプメントBhd、ブーステッドBhd、IJMコーポレーションBhdから成るコンソーシアムと手を組み、パーム油精油所の建設や消費者用食品の製造に乗り出す。マレーシア国内の他、マレーシア産パーム油の輸入国にも消費用品の製造基地を設けることができると言う。(NST,STAR,ST:2/19)
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