1997-02-20 ArtNo.9457
◆<馬>鋼板のSMPC、第2工場完成で収益基板拡大
【パシル・グダン】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場のスチール・コイル・メーカー、SMPCメタル・インダストリーズBhdは、この6月にカパル(クラン)の第2工場が試運転を開始することから、今年の収益が顕著に拡大するものと予想している。
SMPCのマチェンドラン重役(MD)が18日、ジョホール・ポートBhdとのコンテナ修理工場設置覚書に調印後語ったところによると、プライの既存工場の年産量は10万トンで、同社は国内市場の10%のシェアを占めているが、カパルの新工場は年間6万トンの熱延鋼板を製造する能力を有する。加えて50%の顧客はクラン地区に存在するため、新工場はこれらの顧客に迅速なサービスを提供、年間200万Mドルの輸送コストも節約できる。ベトナムにおける日商岩井(30%)及びベトナム・スチール・コープ(50%)との合弁事業(払込資本US$100万)の手続きは完了、2ヶ月以内に工場の建設に着手できる見通しだ。
SMPCはまたKLSEと証券委員会に払込資本の10%を私募にかけることを申請した。これにより同社の借り入れ負担は軽減されると言う。(STAR:2/19)
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