1997-02-20 ArtNo.9452
◆<星>S.メディア、ECSとネットスケープ製品販売で提携
【シンガポール】スンバワン・メディアとECSコンピューターズ・アジアは、シンガポールにおけるネットスケープ製品の流通/販促で協力する。
両社が18日発表したところによると、スンバワン・メディアは引き続きネットスケープの公認システム統合会社を務め、ECSはネットスケープのブラウザー及びサーバーの販促を引き受ける。ECSによると、正式の提携方式は未定だが、別個の子会社を設けてネットスケープ製品の販促を行う計画だ。新会社はECSとスンバワン・メディアの合弁としてもよく、ECSの完全出資とし、利益配分方式を別途定めてもいい。ECSは当面同新会社に5人を派遣、向こう6~9ヶ月間に10人に増員する。目下ネットスケープ製品の流通を手がけているスンバワン・メディアの職員もECSに派遣される。
スンバワン・メディアは1995年からネットスケープのディストリビューターを務めてきたが、現在同社は他社のインターネット製品の流通も手がけ、インターネット・サービス・プロバイダーのパシフィック・インターネットは同社の姉妹会社である。こうしたことからネットスケープ・コミュニケーション・コープとの利害の衝突を避けるため、ネットスケープ製品の流通業務をECSに委ねる方針を決めた。
ECSコンピューターズはナットスチールの子会社で、ヒューレット・パッカードやサンマイクロシステムの製品の流通業務も手がけている。(LZ:2/19)
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