【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)二部上場のテクノロジー企業Lityan Holdings Bhdはシンガポール拠点のAcma Ltdが21%の持ち株をNovel Point Sdn Bhdに売却したことにより、100%マレーシア企業となった。
消息筋によれば、マレーシア政府がマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)プロジェクトを推進する中で、Lityanは多くの新規事業を計画しており、100%マレーシア企業となったことで臨機応変な経営が可能になったと評している。
一方、コンソーシアム・ジャヤSdn Bhd(KJSB)の70%の権益と引き替えにLityanの43.02%のシェアを手に入れたラマット・ハルン会長は、同社における12年の経験も有し、指導権を発揮する十分な足場を築いた。この他にはルンバガ・ウルサン・タブン・ハジが14.14%、被雇用者積立基金(EPF)が4.68%出資している。オペレーション・サポート・システムや公衆電話等の事業を手がけるKJSBはLityanの利益に最も寄与する子会社になる見通しで、特に電気通信領域の新事業は同社が手がけることになりそうだ。(STAR:2/15)