SEAnews 1997-02-15 ArtNo.9392

【シンガポール】シンガポール生産性標準局(PSB)／国家コンピューター局(NCB)／シンガポール・プレス・ホールディングズ(SPH)が、昨年12月に共同で創設したインターネット企業便覧“シンガポールコネクト(http://sgconnect.com.sg)”に500社余りが独自情報を追加、地元企業の同便覧に対する期待の大きさが示された。
同便覧にはシンガポールで登録された23万社の社名、業種、所在地等の基礎データがインプットされているが、企業は自由に更に詳細な情報を追加できる。これまでに同サイトを訪れたサーチャー5万3000人の半ばが海外からアクセスしており、外国企業の関心も高い。外国企業と地元企業のために設けられた2つの電子掲示板には、各2万3000回以上のアクセスがなされており、1日平均8本のメッセージが掲載されている。この他、多くの外国企業がパートナー探しのＥメールを寄せている。
ＰＳＢ／ＮＣＢ／ＳＰＨはシンガポールコネクトを通じた海外市場の開拓を奨励するため、来週木曜からＮＣＢ講堂で4日間にわたり一連のセミナーを催す。ドイツ商工会議所の代表も加わるこれらのセミナーへの参加は無料で、出席者にはデルＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)のディスカウント・パッケージ、サイバーウェイ契約者に対する50Ｓドルのクレジット、ディスカウント・コンピューター・コース等の優待も準備されている。詳細問い合わせはTEL:270-3862まで。(BT:2/14)