1997-02-11 ArtNo.9340
◆シーゲート、<泰>を磁気記憶装置ヘッドの製造センターに
【コラート】世界最大のハード・ディスク・ドライブ(HDD)メーカー、シーゲートは12億米ドルを投じてタイを磁気ヘッドの製造センターにする計画だ。
アラン・シュガート社長が5日催されたコラート第2工場の開所式で語ったところによると、シーゲート・テクノロジー(タイランド)は傘下に7工場を擁し、年間1億6500万ユニットの記憶装置ヘッドを製造、この種の製品のグループ世界生産の80%に貢献している。タイでは記憶装置ヘッド・ジンバル、ヘッド・ディスク、精密モーター、記憶装置ヘッド・スタック等が製造されている。コラート工場は9ギガ・バイトHDD用レコーディング・ヘッドを四半期ベースで目下1300万ユニット製造しているが、1999年末には6000万ユニットに拡大される。製品はチャチョエンサオ省ウエルグロー・インダストリアル・パークEブロック工場に送られ、更にシンガポールで最終製品に仕上げられる。シーゲート・タイランドの1996年6月期年度の輸出実績は20億米ドルに達した。同社は75億バーツを投じてフィリピンに完全出資の記憶装置ヘッド工場を建設中で、同工場は1998年初に稼働すると言う。(BD:2/6)
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