【クアラルンプル】ブミプトラの経済権益拡大を使命とする国策投資会社のプルモダラン・ナシオナルBhd(PNB)も2方式を通じてマルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)事業への参画を図る。
PNBのモハド・ヒルミ重役(CEO)がブリタ・プルモダラン誌上で明らかにしたところによれば、これらの方式とは、MSCステータスを獲得した企業への資本参加と、MSCインフラ開発への直接参加で、情報技術(IT)やハイテク・プロジェクトに関与している子会社や関連会社、あるいは多国籍企業との密接な協力の下に計画を実行に移す。サイバー・ジャヤやプトラジャヤ・インテリジェント・シティー等のインフラ開発事業への参画の機会を物色している他、100%出資子会社のPNBインフォメーション・テクノロジーズSdn Bhd(PNBIT)もMSC内のIT事業への参加の機会を狙っている。既にマルチメディア・デベロプメント・コーポレーション(MDC)に対して公式にエレクトロニク・ガバメント事業等への関心を表明した。データベース、アプリケーション、レコード・マネージメント、ネットワーク・システム等の構築における同社の豊富な経験はスマート・スクール、テレメディシン、マルチパーパス・カード等のMSCのフラッグシップ・プロジェクトに応用できる。PNBITの他、テレコム・マレーシアBhdとの合弁会社GITN Sdn BhdもMSCのコミュニケーションやコンピューティング・インフラ事業への参与を当局から認可されている。この他、PNBグループ企業はマルチメディア・ファンド・ヘブン、マルチパーパス・カード、研究開発(R&D)等のプロジェクトへの参画を目指していると言う。(NST,STAR:2/7)