1997-02-11 ArtNo.9332
◆<星>IBM、チャンネル方式で昨年の域内売上128%拡大
【シンガポール】IBMコープは昨年2月にチャンネル・パートナー方式の採用を宣言して以来、域内営業額が飛躍的な伸びを見、今年も一層大きな成長を期待している。
IBMのASEAN/南アジア担当のアジト・ネール重役(GM)が先週催されたチャンネル・パートナー表彰式の席上語ったところによると、ASEAN/南アジアにおける営業額の成長率は1994年の38%から96年の128%に加速した。シンガポールに関しては94年の29%から96年の106%にアップ、昨年のASEAN各国のそれは97~144%だった。IBMは昨年からチャンネル・パートナーの支援下に全ての主要市場におけるシェアを拡大、新市場への進出も果たした。同社は今後も同戦略を堅持し、小規模企業や非IBM顧客市場の開拓にも力を入れる。またこれまでは中等製品のみが同スキームを通じて販売されたが、今後はメインフレームからミッドレーンジ・システム、ネットワーク製品、プリンタ、ディスク・ドライブ、ソフトウェアまで、全製品が同スキームに開放される。昨年は新たに100社が加わり、域内のチャンネル・パートナーは331社に達した。内50社がシンガポールに存在する。(LZ:2/8,BT:2/10)
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