1997-02-11 ArtNo.9331
◆<星>STモービル、近く無線インターネット・サービス開始
【シンガポール】シンガポール・テクノロジーズ(ST)モービル・データとサイバーウェイは近く共同でラップトップPC(パソコン)やパームトップPCのユーザーが戸外移動中にインターネットやイントラネットにアクセスすることができるワイヤレス・インフォメーション・ナビゲーター(WIN)サービスを開始する。
STモービルのテイ・キオンホン重役(GM)によると、ラップトップ・ユーザーは今月末から、パームトップ・ユーザーは、マイクロソフトのパームトップ・オペレーティング・システム“ウィンドウズCE”が市場に投入される今年半ばから、それぞれWINサービスを利用できる。同サービスは8kbps(キロ・ビット毎秒)のデータ転送が可能なワイド・エリア・ネットワーク(WAN)で、シンガポール全体をカバー、法人、取り分け保険、ヘルスケア、その他の屋外事業経営者をターゲットとしている。
WINを利用するにはサイバーウェイのインターネット・サービスとSTモービルのモビテックス・サービスを契約する必要がある。モビテックス契約者はデータ転送量に基づいて料金を徴収される。またラップトップPC用WINモデムの価格は1200Sドル。STモービルは同サービスを通じて今年は100%の成長を見込んでいる。現在シンガポールにおけるワイヤレス・モービル・データ・サービス利用者の10人中9人がSTモービルの顧客で、顧客ベースは7000人、内5000人はコンフォートのタクシーと言う。ちなみにシンガポール・テレコムのデータ・ローム・サービス顧客は1000人とされる。(BT:2/10)
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