1997-02-05 ArtNo.9309
◆<馬>首都交通問題解決目指しM$1.6億プロジェクト実施
【クアラルンプル】マレーシア政府は3日、1億6000万Mドルを投じ、道路の拡幅、地下バイパス、立体交差等の工事を実施、首都圏の交通問題を解決する方針を発表した。
アンワル副首相によると閣僚委員会はクアラルンプルの交通渋滞解消を目指す第一次計画予算を承認した。プロジェクトは即時実行に移される。マレーシアの自動車王ヤハヤ・アハマド氏に率いられるディバーシファイド・リソーシズBhd(DRB)が首都圏のミニバス・サービスを管理下に収めた先月初め以来、交通問題の元凶として非効率な公共輸送サービスがやり玉に挙げられた。
アンワル副首相によると、公共輸送の改善が優先され、今月15日以降はバス、タクシーの専用レーンが設けられる。またイントラコタ・バスとスター・ライト・レール・トランジットの学生料金は半額に引き下げられると言う。(BT:2/4)
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