1997-02-05 ArtNo.9306
◆<馬>スマート・スクール・パイロット・プロジェクト開始
【クアラルンプル】情報技術(IT)に通じた新世代の育成を目指すスマート・スクールのパイロット・プロジェクトとして、クアラルンプル郊外チェラスのタマン・シャムリンに1億4450万Mドルを投じ、総合教育施設が設けられる。
ナジブ・トゥン・ラザ教育相が、3日催されたスマート・スクールに関するセミナーの開幕式後マスコミに語ったところによれば、同コンプレックスには小学校2校、中学校2校、幼稚園1つが設けられる。1999年までには全国にこの種の学校85校が設置され、8万5000人の小中学生が収容される。また2000年には500校に拡大される。
マルチメディア教材を用いて当初マレー語、英語、算数、科学が教えられ、その後歴史や地理等の他の教科も手がけられる。教材は外国、取り分け日本から取り寄せられる。マハティール首相は最近訪日した際、IT企業にコンピューター・ソフトウェアをデザインし、マレーシアのスマート・スクールに納入するよう求めた。(ST,LZ:2/4)
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