1997-02-03 ArtNo.9271
◆<星>サイエンスパークIII、今年下半期に着工
【シンガポール】シンガポール・サイエンス・パークPte Ltd(SSP)は今年下半期にサイエンス・パークIIIの開発に着手する。
SSPのラム・チュアンリョン会長及びチョン・シックチン重役(CEO)が先週金曜(1/31)催された初のマルチ・テナント・ビル“ザ・アルファー”の落成式の席上明らかにしたところによれば、SSPは既に第3期プロジェクトの、マスター・プランを当局に提出している。サイエンス・パークIIIの最終的な投資額は算出されていないが、その面積は15haとサイエンス・パークIIの20haに近いため、後者に投じられた2億9000万Sドルと同水準になる見通しだ。ちなみに30haのサイエンス・パークIの開発には4億3400万Sドルが投じられた。ハイテク企業や関連産業の成長ぶりから見て、テナント確保に問題はない。
パシル・パンジャン・ロード沿いのサイエンス・パークIIに設けられたザ・アルファー(建設コストS$4900万)は3階建て、総賃貸スペース1万7300平米で、既に81%が賃貸済み。リーサーチ・ユニットの月間賃貸料は平米当たり36Sドル、情報技術(IT)ユニットのそれは50Sドルで、ITユニットの3300平米が未入居となっている。(ST,BT,LZ:2/1)
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