1997-02-01 ArtNo.9262
◆<馬>政府、2社に独立電力供給業者ライセンス発行
【クアラルンプル】マレーシア政府は木曜(1/30)、テクノロジー・トゥナガ・プルリス(オーバーシーズ)コンソーシアムSdn Bhd(TTPOC)とテクノロジー・トゥナガ・プルリス・コンソーシアムSdn Bhd(TTPC)に独立電力供給業者(IPP)ライセンスを与えた。
TTPOCはプルリス州北部のタイ国境近くに300MW(メガワット)の複合サイクル・ガス発電プラントを設け、電力をタイ電力局(EGAT)に供給する。プロジェクト・コストは不明。TTPCは650MWの複合サイクル・プラントを設け、電力をトゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)に供給する。プロジェクト・コストは12億Mドル、年内に着工、2000の稼働を目指す。政府は1995年にTTPCに650MWの発電所を設け、内300MWの電力をタイに輸出することを認めたが、昨年9月に2社にライセンスを発行することに方針を改めた。
TTPOCにはYTLコーポレーションBhd/アルファー・インターナショナルSdn Bhd/Gerbang Sutera Sdn Bhdが各30%、ヤヤサン・イスラム・プルリスが10%出資。TTPCにはアルファーが30%、ヤヤサンが10%、ランド・マークスBhd/Gerbang/TNBが残りを出資している。ライセンスは両社の会長を兼ねるアブドゥル・ハミド・パワンテ氏(プルリス州前首席大臣)が受領した。(NST,MBT,STAR,ST,BT:1/31)
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