1997-01-31 ArtNo.9245
◆<馬>MAS調査とMAS会長の声望問題は無関係:副首相
【クアラルンプル】アンワル・イブラヒム副首相は、同相が最近マレーシア航空(MAS)のサービス低下問題の調査を指示したことと、巷間に伝えられるMAS、取り分けMASのタジュディン会長の声望を損なう動きとは無関係であると語った。
マレー語紙ブリタ・ハリアンが29日一面に報じたところによると、アンワル副首相は、マハティール首相に提出した報告はタジュディン会長に関わるものではなく、純粋にMASのサービス低下を問題にしたものであると強調した。
MASのスタッフ及びパイロットの不足が同社のサービス低下につながっているとの批判が高まる中で、同社のタジュディン会長はサービス改善に優先的に取り組む考えを明らかにしたが、アンワル副首相は、リン・リョンシク運輸相に調査を指示するとともに、マハティール首相に報告を行ったと言われる。(LZ:1/30)
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