1997-01-31 ArtNo.9244
◆<馬>マレーシア航空のサービス低下で観光業に打撃:観光相
【クアラルンプル】マレーシアの観光業はマレーシア航空(MAS)のサービスの低下により打撃を受けている。
サバルディン・チク文化・芸術・観光相は28日以上の考えを語った。それによると、MASのサービス低下は観光業やナショナル・キャリアの声望に影響を及ぼしていると言う。しかし同相はこうしたサービスの低下は業務の急速な拡張に伴うもので、MASの経営陣の管理に問題があるとは思わないと補足した。
タジュディン・ラムリ会長が32%の権益を握るMASは、発着時間の遅れ、機内サービスや機内食の不良等が指摘され、批判に晒されている。また過去18ヶ月にわたり人員の不足に直面、同社は1000人のパイロットに飛行時間の延長を指示した。
しかし、マハティール首相は最近のMASに対する批判は、MASの管理権を狙うものがタジュディン・ラムリ会長の指導体制の転覆を目指して捏造したものであるとし、MASの現指導部を支持する立場を表明していた。(BT:1/30)
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