1997-01-31 ArtNo.9243
◆<星>ガスリー、クレイグ・ロード複合開発用地に一番札
【シンガポール】ガスリーGTSとアジア・ライフアシュランス・ソサイアティーは共同で都市再開発局(URA)が入札を募集したクレイグ・ロードの駐車場付き住宅/商業ビル開発用地(2.7万平方フィート)に2510万Sドル、開発可能床面積を基にした単位面積(1平方フィート)価格443.51Sドルの一番札を入れた。
同価格はアナリストが予想した平方フィート当たり350Sドルを27%上回っている。二番札は2053万Sドル、平方フィート当たり、362.72Sドル、最低入札価格は平方フィート当たり183.4Sドルだった。落札者は1階の商業ポディウムを含め、12階建て27ユニットのアパートを建設でき、所定の駐車スペース以外に、公共向けの200台分の駐車場を設けることになる。
不動産コンサルタント会社リチャード・エリスの幹部によれば200台収容の駐車場は6%の投資収益率が見込め、住宅やオフィス開発の収益率を上回る。アパートはサービス・アパートとすることもできるが、デベロッパーはアパートの売却により、投資収益の早期回収を図るものと見られると言う。(ST,BT,LZ:1/30)
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