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1997-01-31 ArtNo.9242
◆<星>トンスン、ハンジンと合弁でコンテナ・ヤード計画
【シンガポール】地場海運会社のThong Soon Holdings(TSH)は、タンジョン・パガル・ターミナルの隣接地を港湾局(PSA)から借り受け、韓国のHanjin Shippingと合弁でコンテナ・ヤードを経営する計画だ。
TSHのヘンリー・チア重役(ED)によれば、同社は目下PSAの許可の下りるのを待っている。もし実現すれば、PSAがターミナル隣接地をコンテナ・ヤード用に民間にリースする最初のケースになる。PSA幹部は、同局はその顧客の短期的需要に応じるため新たな方式の採用を検討していると語った。同スポークスマンによれば、この種のアレンジは採用されるにしても短期ベースだが、パシル・パンジャン・ターミナル周辺でも同様な方式の採用を検討していると言う。
チュア氏はこの点に関して、リース期間が5年を超える見通しはないため、暫定的アレンジと言えるが、この機会を利用して有利な地歩を築くことができるとしている。TSHのフィーダー・ラインは多年にわたりハンジンの国際貨物の処理やコンテナ・ヤード業務を手がけており、今回の合弁は両社の関係の自然な発展と見られる。
一方、TSH傘下のトンスン・エア&ロジスティクスはハンジン・トランスポーテーションの域内営業代理に指名された。チュア氏によると、海運は依然としてグループの中核業務だが、ここ2年ほど海運業況の不振が続いており、航空貨物とコンテナ・ヤード・ビジネスはより好収益をもたらすものと期待されると言う。(BT:1/30)
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