1997-01-30 ArtNo.9226
◆<星>パワースノコ、ユティリティー・サービス市場開拓
【シンガポール】電力/ガス事業会社シンガポール・パワー子会社のPowerSenokoは発電だけでなく、スチームの供給や工業用水の脱鉱物処理等、ユーティリティー・サービス市場の開拓を目指している。
パワースノコのピーター・シア会長(OUB社長兼務)が28日にスノコで催された4億5000万Sドルの複合サイクル・プラントのオープニングで語ったところによると、社名をPowerGen(Senoko)からパワースノコに改めたのも発電事業を超えたサービスの提供を表明したもの。同社はスノコとパシル・パンジャンの発電所を経営しているが、パシル・パンジャンの施設は複数のコンテナ・ターミナルに隣接しており、倉庫として利用することもできる。
同社が経営する2発電所の合計発電能力は2661MW(メガワット)で、ほぼ国内需要の半分を満たせると言う。(BT:1/29)
|