1997-01-29 ArtNo.9212
◆<星>米電子取引ソフト会社スターリング、地域事務所開設
【シンガポール】米国の電子取引ソフト開発会社、スターリング・ソフトウェアがシンガポールに開設したアジア本部が27日に正式オープンした。
スターリング・ソフトウェアのルース・カナリー副社長(アジア大平洋地域担当)らによると、同社の昨年のアジア売上は4000万米ドルと、総営業額の17%を占め、今年は40%の成長が見込まれている。
同社は目下、国家コンピューター局(NCB)のインターネットを通じた企業間電子取引のパイロット・プロジェクトに参加しており、同プロジェクトは6月に完成する予定だ。アジアの企業は電子取引に際して安全問題から、独自のネットワークを利用してきたが、今やインターネットに目を向け始めている。スターリングはプライベート・ネットワークとインターネットの双方に使用できる電子取引ソフトウェアを提供していると言う。(BT:1/28)
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