1997-01-28 ArtNo.9201
◆<馬>KPB、P&0とボンベイにコンテナ・ターミナル建設
【クアラルンプル】コンソーシアム・プルカパランBhd(KPB)はP&Oに率いられるコンソーシアムに加わりボンベイに新コンテナ・ターミナルを建設する。
コンソーシアムはボンベイ市Jawarharlal Nehru Portにおける同ターミナルの向こう30年間の建設/経営/引渡(BOT)契約を獲得した。同ターミナルはMumbaiに続くボンベイ港第2のターミナルとなり、これによりボンベイは2000年には年間140万TEU(20フィート・コンテナ換算単位)のコンテナ処理が可能なインド最大規模の港になる。Jawarharlal Nehru Port Trustは今月10日、P&Oに率いられるコンソーシアムに同プロジェクトの設計・建設・経営を委ねる方針を発表したが、依然としてインド運輸省と外国投資局の認可を得る必要があると言う。
KPBは国内ではウェスト・ポート・ターミナルの権益獲得を狙うとともに、スパンに建設中のクアラルンプル新首都空港に隣接したインランド・ポートを開発することも計画、マレーシア航空(MAS)と関係合弁交渉を進めていると言う。(NST:1/27)
|