1997-01-28 ArtNo.9200
◆<馬>シークワント、NUMA-QをMSCに売り込み
【クアラルンプル】Sequent Computer Systems Incはインテル・ベースの新製品NUMA(ノンユニフォーム・メモリ・アクセス)Qコンピューターの市場投入により、マレーシアにおける売上を100%アップすることができるものと期待している。
シークワントのアショック・クマル南アジア担当取締役が先週催された記者会の席上語ったところによると、情報技術(IT)市場の急成長により、オープン・システム環境下のよりパワフルなハイエンド・システムが必要とされている。
4プロセッサー(ペンティアム・プロ)ベースボードを装備したNUMA-Qの目玉は毎秒1GB(ギガバイト)のデータ転送を可能にするIQリンクで、最大252プロセッサーをリンクし、既存のハイエンド・クライアント・サーバーの限界を超出した、マルチプル・テレバイトのデータを処理することができる。
マレーシアのMSCはNUMA-Qの活躍の場を提供してくれ、テレメディシン、エレクトロニク・ガバメント等のプロジェクトはNUMA-Qのようなパワフルでスケーラブルのシステムを必要としている。同社は特に成長の潜在性の大きいオンライン・トランザクション・プロセッシング(OLTP)、ディシジョン・サポート・システム(DSS)、ビジネス・コミュニケーション(BISCOM)の3領域に照準を合わせている。一方、シークワントはウィンドウズNTやSCOユニックスウェアに対応したエントリー・レベルの製品も近く出荷する予定だ。同社はこれらの新製品を通じて1997-98年の間に年商10億米ドルを達成する計画と言う。(コンピュータイムズ:1/27)
|