1997-01-24 ArtNo.9160
◆<比>Aboitiz、仏CGE/丸紅等と水道契約獲得目指す
【マニラ】運輸/電気事業で成功した地元企業Aboitiz Groupは、メトロポリタン・ウォーター・ワークス・システム(MWSS)民営化契約の獲得を目指し、子会社Aboitiz Equity Ventures(AEV)を通じ、フランス企業Generale de Eaux Group (CGE)、丸紅、マレーシア企業プンチャク・ニアガ、地元企業ハウス・オブ・インベストメント及びダルマラ・フィリピンズとコンソーシアム“フィリピン・ウォーター・ユーティリティー・コープ(PWUC)”を組織した。
AEVのホセ・ルイ・ロメロ・サラス副社長によると、Aboitizはこれまでインフラ事業、取り分け電力供給に関わってきたが、電力事業と水事業の間には多くの共通点が存在する。このことがPWUCに加わった主因。コンソーシアムは経営の効率化、顧客サービスの改善を通じ上下水道事業を好収益を実現するビジネスに転換することを目指していると言う。(BW:1/23)
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